キャリアデザインとはなんだ?

就職『キャリアデザイン』と検索すると『自分の仕事人生のプランを自ら設計し決定すること』と出てきます。

人生を振返ってみると、高校受験からはじまり進学、そして卒業後の『就職』『結婚』『出産』『育児』と、目まぐるしく人生は展開していきますよね。

ほかにも『離婚』『介護』や『病気』『事故』『会社の倒産』『リストラ』などを経験している人もいますよね。

まさしく『人生何があるかわからない』ですよね。
もし学生だったあの頃の自分に『人生を生き抜くコツ』を1つだけアドバイスできるとしたならば・・・あらゆる困難に『固定概念』にとらわれず『柔軟』に対応できる能力を磨け!と伝えたい。

働く=お金を稼ぐには4つの方法がある

どっち☑就職(正社員・派遣・契約)
☑アルバイト・パート
☑フリーランス
☑起業

ほとんどの人は学校を卒業すると、雇用条件は別として、まずは就職を目指しますよね。私も何の疑いもなく学校卒業後は就職するものだと思っていました。

では、フリーランスや起業をしている人は、どのタイミングでその道へ進んで行ったのでしょうか?自身を含め周りにいる友人や女性起業家仲間の話をまとめてみると、おおむね2つのタイプに分かれる事がわかりました。

・生活スタイルに対応したらそうなった。
・人生のターニングポイントでの見直し。

つまり、最初からフリーランスや起業ありきの人は少ないのです。もちろん学校在学中に起業をする人もいますから、全員がそうとは言いません。

では、私たちのようにフリーランスや起業に『かじ』を切ったものにとって『重要な事』は何でしょうか?
それは『経験』と『知識』。つまり就職時代に築くことができた『ノウハウ』や『人脈』そして『人生で起きた解決済みの困難』こそが宝となるのです。

人生何があるかわからないからこそ『働き方』ということも知識として持っているべきなのです。将来、人生で起きる困難に対応するために、フリーランスや起業へ『かじ』を切る可能性があることを知っていれば、就職先で仕事に向き合う姿勢が全く違うものへと変わっていくと思いませんか?

20世紀型の就職選びはもう古い

ペンキ経済学者ダン・アリエリーの実験というのをご存知ですか?私はこれを見て妙に納得。詳しい実験内容は検索してね。実験により導き出された結論だけご紹介しましょう。

・20世紀の外的動機づけは・・・×
・21世紀は内的動機付けが・・・◎

外的動機づけとはズバリ『報酬』です。

ルールや作業内容がキッチリ決まっている仕事に対して『報酬』は非常に有効的に機能するものだった。

しかし21世紀にもなると仕事は創造性や独創的な発想が要求されるようになってきました。そうすると『高い報酬』はむしろ仕事に対し逆効果をあらわすようになったのです。頭が固い高給取りはルールや慣例にこだわりますよね(笑)

それに対し、内的動機付けとは『好きだからやる』『面白いからやる』『何か重要なことの一部を担っているからやる』ということから仕事をするということです。

そんなことで生きていけるかって、大人の声がアチコチから聞こえてくる。。。でもね今の時代、大卒ですら3年以内に離職する割合が3人に1人なんですよね。なぜでしょうか?それは雇用条件だけで就職先を選んでいるからだと思いませんか?私の意見ですけど。

これからは『自主性』『成長』『目的』をもって就職先を決めなければいけない。そのためには進みたい業界の構造やポジショニングを把握する必要がある。というか、私が学生の頃に聞きたかった。

私には実際に経験している建設業界の構造や業種・ポジショニングしかお話しできないですけど、きっとどこもポジショニングは一緒なのではないかな?みんなそうやって話してくれるといいのにね。

今後は、男女問わず人生の様々な困難に直面し、その都度『究極の選択』を迫られると思います。そんな時に、あっこんな選択肢もあったな?なんて・・・1つの参考にしてもらえれば幸いです。