河 野 有 美 ( Kou no Yumi )

1974年札幌生まれ                    IMG_1674
生まれたとき医者から、持って3年の命と通告。
心臓に穴が開いている川崎病と診断されました。

父が出生届けを『河野加奈子』で提出に行ったところ
区役所前にいた、高島呑舟さんという易学の先生に
そのままでは死ぬと言われ『河野有美』に改名。

いきなりのターニングポイントか!
そのせいなのか、どうなのかは不明ですが、まだ生きています。

高校生の冬に彼氏と見た映画「ゴースト」がきっかけで、建築の道へ進むことを決意し、木造住宅の専門学校へ進学。

映画ゴーストは、主人公の陶芸家の女性が古く廃屋化したアパートメントをリノベーションして、工房付きのオシャレな部屋に改装し、恋人と生活をスタートするところから始まる映画で、これが「おうちビジネス」を広めたいと考えた原点だったのです。

残念ながら就職氷河期に直面し、就職先が見つからず、恩師に勧められ「国家公務員」を受験。
国土交通省に入庁し、裁判所や税務署といった官庁施設の設計や監理のお仕事をしていました。

公務員として10年務めた後、本来の夢だった住宅の道へ行こうと退庁。
平成17年 自宅のマンションの一室で設計事務所「カウンセリングホームケイ」を設立しました。

きおら独立後、始めての木造住宅設計が小さな美容室付の店舗併用住宅でした。

完全予約制にすることで、お子様や家族の生活を優先させることができる。何よりストレスから解放された!と嬉しい声をお聞きしました。

パートやアルバイトでは、家族を優先にはできないですもんね。

この出来事がきっかけで、本格的に「おうちビジネス」=「一人で自宅で始めるお仕事」を世の中に広めるべく活動をスタートさせることになったのです。

おうちビジネスを広げるためには、おなじ境遇の女性起業家さんを集めるよう!そのためには「拠点」が必要だと考え、改装可能な一軒家を探し、自分で大家さんを探して交渉し、自分で設計しリノベーション。

wacca平成20年 設計事務所とカフェを併設した「caffe wacca」を設立。

「女性のお仕事の腕を磨く場」として建物内にフリースペースを設け、自分と同じように一人で起業をしている女性を募集したところ、沢山の女性起業家さんが集まってくれました。

類は友を呼ぶとは、まさしくこのことなのでしょう。

そこで、平成21年 完全異業種による女性起業家の組合「北海道女性起業家rimrim有限責任事業組合」を設立

メンバーの意志によるプロジェクトの発信やイベント、セミナーなどを開催。また、メンバー同士の情報交換などで多くの女性起業家さんや起業家さんのタマゴさんの悩みを知ることが出来ました。

この活動で得た「多くの女性の悩み」、「起業において悪戦苦闘した経験」などを知ることが出来たことは、私の財産になりました。

組織を作ることで、企業や行政に相手にしてもらえるというメリットもありました。反面、組織を作った場合、自らが動かなければ何も始まらないのだということも実感しました。

人に頼ることと、人に依存することの違い。
親切だと思ったも相手をダメにすることすらある。ということを痛感したのです。

ミーティング確実に定年後も働かなければいけない時代が来るのは事実です。
現実逃避している場合ではない。rimrimの4人は話し合いました。

☑これからの時代「おうちビジネス」は女性の働き方の主流になるよね。
☑おうちビジネス専門の起業ノウハウがないよね
※机上のものではなく、もっと泥臭い実際のノウハウ
☑女性は得にやりがちな間違いをしてしまうよね。
※やりがちな間違いとは価格破壊とタダでのお世話

これらを解決するために、平成26年 「おうちビジネス応援プロジェクト」をスタートしました!

header4

平成21年、自宅で一人で活動する女性(以下、おうちビジネス家と略称)が集まり北海道女性起業家rimrim有限責任事業組合を設立しました。
多くの活動や交流を通じ、女性が事業をスタートするうえで、また運営していくうえで、共通の悩みがあることがわかりました。

☑一般的な起業とは違い「おうちビジネス」を専門に教えてくれる起業セミナーがないため苦労した。ずいぶん遠回りした。周囲からは「趣味の延長」だとバカにされ傷ついた。

☑とにかく一人で突っ走ってきたため、収入を得る仕組みづくりが出来ず自身が活動できなくなると収入がストップする。将来が不安。

☑多くの生徒を輩出してきたが、その後のアフターフォローが全くできていない。忙しすぎて起業フォローにまで手が回らない。1度きりの受講つまり1度きりの収入で終わりになっている。

☑一人で事業をしているため頼ったり、相談したりする仲間や場所がない。

女性は学校卒業後、就職、結婚、離職、出産、育児、介護、離婚といくつものライフイベントを乗り越えなければなりません。しかし、これからの時代さらにもう1つ「働き続ける」が確実にプラスされる時代になりました。

女性が自分らしく家庭を大切にしながらも「働く」方法は何か?と考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが「おうちビジネス」です。
おうちビジネス家の先輩は

・自分の好きなことでリスクをかけずに始めている。

・理想のライフスタイルを実現させている。からなのです。

しかし、より多くの女性にこの「おうちビジネス」を成功してもらうには私たちおうちビジネス家の先輩の悩みを解消しなければならない。
そんな思いから、この「おうちビジネス応援プロジェクト」がスタートしたのです。

このプロジェクトの理念
女性の埋もれている能力を発掘し、日本を「おうちビジネス」で元気にすることです。

そのためには
地域に根差した「おうちビジネス支援リーダー」を増やしていく必要があると考えました。
寄り添って教えてくれるメンターが必要なのです。

yumi2また子を持つ親として、これから日本の未来を支える若者にも、社会の現状とこれからの働き方・生き方を真剣に考えてほしいと強く願っております。

競争する時代は終わりです。
共有できる情報は共有し、次世代へと引き継いでいきましょう。

~自分らしく自由に生きる人生を~
  Counselimg/Home.K代表 河野 有美
CounselingHomeKロゴ2