相手の価値観を知る事から始まるコミュニケーション力

海外へ行けば日本団結だけど国内にいれば地域団結~地域愛~

営業という仕事をしていると、様々な人に出会います。
日本には様々な異なる文化や言葉、風習を持った人が集まった国。
そう、自分の常識は他人の非常識なのです。

孫子の兵法に出てくる有名な一節に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。
戦いに勝とうと思うなら、まず相手のことを知らなくてはならない。
相手を研究し、自分の得意・不得意についてよく理解すれば、どんな戦いでも勝つことができるのだ。

と、小難しい事をこれくらいにしておいて、面白い本を発見したのでご紹介しましょう。
北海道出身の私としては、えっ!普通だと思っていた。の連発でした(笑)

北海道ルールこの本は【北海道のなんもなんも!ライフを楽しむための48のルール】が紹介されています。

ちなみに【なんもなんも】を英語でいえば【That’s OK】的な表現。
私も上手く説明ができない。

例えば
友人に「この間、美味しいホタテありがとね。美味しかったわ~」と言うと「なんもなんもさ~」と返事が帰ってくる。
いいのいいの気にしなくて大丈夫だよ~的な感じ(笑)

目上の人に対して使う言葉ではないのでお気をつけ下さいね。
相手が言った場合、北海道のイイ言葉ですね~がGOODです!

北海道48のルールのうち、10個程ご紹介しましょう。

ルール1:道は勝手に高速道路状態
ルール2:毎年、タイヤ交換の時期で悩む(私はスタッとレスタイヤで冬夏冬を過ごしたことがある)
ルール3:道路は直線(29.2kmの日本一の直線道路が北海道にはある)
ルール4:冬になればママさんダンプ(一家に2台はある)
ルール5:唐揚げでなく”ザンギ”
ルール6:おせち料理は大晦日から食べるもの(大晦日は家族で宴会だ)
ルール7:食料自給率200%
ルール8:公園にはバーベキュー場がある(海での焼肉は当たり前)
ルール9:GWは無理矢理花見
ルール10:「書かさんない」と「書けない」の違いがわかる。

ルール10:北海道人の不思議な受身言葉「書かさんない」について説明しておこう。

道産子にとって、「書かさんない」と「書けない」ではニュアンスが微妙に違う。
混み合ったエレベータ内で、体がボタンに触れてしまった時を例にご説明しよう。
エレベーターボタン

道産子はこう言う
あっ!ボタン押ささちゃった~ぁ。
自分の意志に反しての出来事をそう言うのである。

ある意味、責任回避したいときの便利な表現!
このペン、書かさんない。
電気が消ささっていない。などの応用が可能だ。

なんとなく語気が和らかく
こう言われると、道産子は許してしまうのです(笑)
いい加減(い~いかげん)のイイ言葉です。

このように地域地域で様々な風習があり、みな出身地を大切に思っているものです。
相手を知り、地元ネタで盛り上がる事でコミュニケーションが取れる事もあります。
この人は!と思う相手の時は、入念に下調べをしてみてはいかがでしょうか!?


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