親が教えてくれない『お金』のはなし
お金について子供に話をする親はほとんどいませんよね。わたしも、親から『お金』に対する教育は一切受けずに育ちました。
お金の意味ではなく、『お金お金言わない』とか『お金を触ったら手を洗いなさい』とか、どちらかと言うとネガティブなイメージを植え付けられた気さえします。
では、お金とは何か?
なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?の著書『山口揚平』さんはこう言います。
お金は『人と人とがコミュケーションする手段(メディア)のひとつ』である。
お金が絶対的な存在ではなく、数あるメディアのひとつだからこそ、他のメディア・・・たとえば、言語や宗教、ボディランゲージ、時には笑顔ひとつすら、お金の代わりになるのである。
つまり、お金と代替し得る存在は実は無数にあるという意見に衝撃を受けました。
☑お金がなければ生きていけない
☑お金がなければ幸せではない
☑お金がなければ好きなことができない
これまでの社会であれば少なからずそうだったのかもしれません。しかし、これからの社会であれば必ずしもそうではありません。もちろん一文無しではキビシイですよ。
なぜお金が無くても(少なくても)大丈夫なのか?それはインターネットというテクノロジーの普及によって『学び』や『生きる』コストが格段に下がって来ているからです。
☑英会話学びたい・・・毎日25分のレッスンで月4000円くらい。1回100数十円!?
☑海外で農業や環境を学びながら暮らしたい・・・WWOOF(ウーフ)がある!
※WWOOFとは、お金のやりとりなしで『食事・宿泊場所』と『力』そして『知識・経験』を交換するしくみです。
☑お金をかけずに勉強したい・・・無料の動画授業(有名な大学教授のものも多数)がいくつもある。
☑欲しいものを格安・無料で手に入れたい・・・物々交換サイトがすでにたくさんある。
☑お金をかけず専門家の手を借りたい・・・プロボノが存在する。
※プロボノとは各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動のこと。
これらは、ほんの一部です。
間違いなく、『紙幣』という『お金』をショートカットしたサービスが沢山存在し始めているのです。
そもそも私たちは『お金』を稼ぐために働いてしまっていなでしょうか?
人は何のために働くのでしょう?
年収150万円で僕らは自由に生きていくの著書『イケダハヤト』さんは働くとは『世の中の問題を、熱い思いを持って解決しようとすること』と言っています。
これからは、お金のために働くのは時代遅れで『思い』や『好き』が最優先で、そのあとにどうやってそれで『食っていくか』を考えるべきだと思っています。
ここで注意して欲しいのは、『それ』=『人の役に立つこと』であるということ。
なぜなら、これからの時代を生き抜くために必要なキーワードが『信用』だからです。
先に述べたように、インターネットというテクノロジーの普及により、誰もが『紙幣』という『お金』を介在させずに、自分にとって必要なサービスやモノを直接受けとることができるようになってきました。
よく考えてください。そこに『お金』が介在しない代わりに何が重要だと思いますか?
それは『個人の信用』ではないでしょうか?
昔の悪い言葉ですが『どこの馬の骨ともわからない人物』とのやりとりは、正直『怖い』ですよね。
そうなると、その人がどんな人物なのか・・・これまたインターネットというテクノロジーを使って『検索』『調査』していくのです。
☑facebookやtwitterといったSNSで、どんな『発言』や『生活』をしているのかチェック
☑友達数やフォロワー数、どんな人と『つながっている』のかチェック
☑ブログやホームページで、その人の『仕事』や『活動』をチェック
☑どんな『信念』で生きているのか?『価値観』のチェック
☑どんな『雰囲気』の持ち主なのかをチェック
つまり、『個人の生き方』=『信用』=『お金』という風に時代は変化していくのです。
信用のおけない、人のためにならない『仕事』や『生き方』をしている人は、自分の大切な『時間』を使って、奴隷のように働き、紙幣というお金を『たくさん』稼ぎ続けるしかないのかもしれません。
なんかイヤだな。
それよりも、自分の『思い』や『好き』を大前提に『人のためになる』ことをして、大切な『誰か』と過ごす時間を大事にした生き方をする方が幸せだと思いませんでしょうか?
少し前なら、そんなんで生きていけるか!?という『大人』の怒鳴り声が聞こえてきそうですが、今は『スマホ』や『パソコン』と『強い信念』さえあれば、実現可能な世の中なのです。
悲しいかな、どんなに『強い思い』で『素晴らしいこと』をしていたとしても、人に伝わらなけらばやっていないのと同じ。これはアナログでもデジタルでも同じですよね。
しかし、これからの時代を『紙幣』という『お金』を最小限におさえて生きていくのであれば、インターネット上に自分の信用を積み上げていく必要が絶対不可欠なのです。
・自給自足のアナログ生活だから関係ない?
・趣味の延長だから?
・ボランティア活動だから?
・主婦やサラリーマンだから?
・ひきこもりだから?
・学歴がないから?
・お金がないから?
そういう人こそ必要だと私は思います。
誰にでも『何のため』にその生活をしているのか?という理由があるはずです。あなたと同じ悩みを抱えている人に解決の糸口を見出すきっかけになるかもしれません。
いますぐ、インターネット上に『一言で説明できないあなた』を紹介するメディアを持ち、信用の貯金をスタートさせましょう。